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久しぶりの編み物

外泊のときに毛糸を買ってきて、帽子を編みました!
暇はいくらでもあるし帽子ならすぐできるものね。
三時間くらいあればゆっくり休憩しながらでも編めるもの!
何か形に残るものあげたくなって
初めに後藤さんで次に萩原さんにと編んでみました。
周りの評判もよく一安心。
お世辞と分かっていてもけなされるより褒められたほうがいいよね。

今日の一言
『帽子ならきちんとしてなくても可愛くできるので皆さんも編んでみてね』

別れ!!!!

先週、一日外泊の後病室に戻ったら
同室の後藤のおばあちゃんが
『寂しかったよぉ、心配してたぁ!お家が楽しくて
もう帰って来ないかと思った』って嬉しそうに迎えてくれた。
この人は腰の骨折って入院した人で
なかなか自分では動けない84才のおばあちゃん!
なので、看護師さんが後藤さんの手元にナースコール置き忘れたり
真夜中でナースコールが見えなくて後藤さんが押せない時とか
コール押しに行ったり、落としたコールを枕元においてあげたりしてた。
だって真夜中にトイレ行けなくて
『助けて助けて』って悲しそうな小さな声がするんだも
その小さな声に目が覚めたら押しに行ってあげたくなるよね。
ベッドの上が多かったからなるべく話しかけに行ったりね。
萩原さんっておばちゃんの車椅子を押してあげたりと
3人で色んなお話をして仲良くし過ごすことができた。
退院の日を教えてから、後藤さんから
『寂しくなるねぇ絶対遊びにおいでねって』何度も言われた。
萩原さんからは
『騙された!リハビリ通うのは遠いから治るまでいるって言ったのに…
本当に先生が退院しなさいって言ったの?』なんて聞かれるし
最後にナースコール拾いにい行った時には
『だれが明日から拾いに行くのよ?』って!

昨日相方が迎えに来た時、後藤さんのベッドに二人で行った。
迎えが来たからと挨拶をすると
『また来てね』と左手を出してくれた。
その暖かい手にいつものハイタッチをして
『ちゃんと来るから』と約束の握手をして別れた。
もうナースコール押しに行けないんだって思うと悲しくなった。
部屋の入り口で萩原さんともしっかりお別れをしてきた。
家に帰ってきてもまだ、後藤さんが心配でしょうがないけど
日々の生活に戻って次第に気にならなくなっていくのかな。
さみしい入院生活を楽しくしてくれた二人が居てよかったと思う。

今日の一言
『いい人たちにめぐり合えてお二人に感謝です』

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