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ナチ…記憶の中だけに存在する犬

ナチとは昔飼っていた犬の名前!
高校の時に同級生のこんちゃんから貰った犬で
自転車で20分くらいかけて引き取りに行って
籠に乗せて家に連れて帰った。
ナチって名前は父がつけてくれた。
父の会社で扱ってるナチベアリングから付けた名前で
昔、同じ名前の犬を飼っていたとのことだった!
二代目ナチはこうしてウチの一員になった。
小さな柴系の子犬だったけど大きな足だったので
だんだんと大きな犬となってなっていった。
そのころ妹はまだ小さかったけれどよく二人で散歩に連れて行ったっけ。
堤防まで行って帰ってくる30分くらいのコースだったと思う。
半年が過ぎたくらいだったと思うけれど、
遅い時間に一人で散歩に連れて行くことがあって
堤防まで行った帰り道、つい古本屋に寄ってしまった。
初めて電柱にナチをつないで古本を2、30分立ち読みをした。
辺りが暗くなってきて帰ろうと外に出たらナチは
電柱の所にもどこにも見当たらなかった。
多分待ちきれなくてリードを引っ張って取り何処かに行ったようだった。
もしかしたら先に家に帰っているのかもと戻ってみるもやっぱりいない。
けれど、立ち読みしてる間に逃げられたなんて怖くて言えなかった。
翌日になってもナチは戻ってこなかった。
誰もが遊びに行ってるだけで、そのうち戻ってくると軽く思っていた。
まさか散歩中に逃げらたとは誰にも思われなかった。
学校から帰ってくると探しに行くそんな日が続いたけれど
見つからないまま一週間が過ぎていった。
そしてある日祖母が庭に帰ってきたと言うので外に出た。
ナチは花壇の所をうろうろとしていたけれどナチって呼ぶと
そのまま階段を駆け下りてどこかへ消えてしまってそれきりだった。
今でもたまにナチを思い出すことがある。
家族で揃った時なんかにナチの話をしてみる。
でも、ナチは何故だか誰の記憶にも残っていない。
名前を付けてくれた父でさえも覚えていないと
近所のうちの家と仲がいいおばさんもナチの事を覚えていなかった。
おばさんの家にもナチって言う犬が昔いたらしく
同じ名前だねと頭をよくなでてくれてたのに…
たぶん犬をくれたこんちゃんでさえ、ナチのことなんか忘れてしまっているだろう。
私のせいでいなくなったナチ!
私だけはナチの事死ぬまで忘れちゃいけない。
せめて、どこか他所のお家に拾われて幸せに暮らしたとそう思いたい。

今日の一言
『動物を飼うのって命を預かるんだから安易に考えちゃいけないんだよね。』

窓その後!

昨日、100均でカラープラ板2枚とカラー押しピン買ってきました。
押しピンで仮止めしてから釘打とうと思ったのですが
いざやる段階になって、枠木がないとダメだと気が付きました。
もしかしたらいけるかと、だめ元でビデオテープのケースを
四角く切って補強材にして、釘を打ってみましたが
やっぱりどうしても隙間が出来そこから雨風が入るようなので
今日、改めて枠用に100均に買いに行ってきました。
でも、内側からなら私でも釘が打てるのですが
外からだと高くて手がどうやっても届きません。
どうせなら外から打ちつけた方が雨風が入ってこなくていいのにと思っていたら
相方が枠木を見て『俺が釘打たんといかんちゃろうが』と釘を打ってくれる事に!
相方なら185cmくらいあるので外からでも釘が打てます。
メジャーでちゃんと測って枠木も切って外から打ち付けてくれました。
プラ板の繋ぎ目が浮いているようだったので両面テープでくつけて
その後でアロンアルファーでしっかりつけてみました。
少し繋ぎ目が斜めになってるからだと思うのですが
相方いわくプロじゃないんだからそれくらい大目に見ろって言ってましたよ。

今日の一言
『これで当分は持つんじゃないかな(*゚ ∀ ゚*)』

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